低血圧の中でもツライのは起立性低血圧より本態性低血圧。

低血圧には「起立性低血圧」と「本態性低血圧」という種類があり、『起立性低血圧』はその名の通り急に立ち上がったりした時などに立ちくらみやめまいを起こす低血圧で、普段血圧が低くない人でも自律神経のバランスが悪いときに起こります。『本態性低血圧』は特に病気などの原因がないのに生まれつき血圧だけが慢性的に低く、一般的に低血圧と呼ばれるのはこちらの方。低血圧の基準としては、安静時の最大(収縮期)血圧が100〜110mmHg以下で、最小(拡張期)血圧が60mmHg以下とされている場合が多いようですが、医師によって低血圧とする判断基準は異なるようです。低血圧は寝起きが悪い、疲れやすい、倦怠感など比較的軽微なものから、人によっては偏頭痛、耳鳴り、不眠、動悸など病気とまでは言えませんが日常生活に支障をきたす症状もあります。低血圧の基本的な注意事項は、起床時にいきなり起きあがらない、そのためにも早く寝て体内時計を調節する、またバランスの良い食生活、適度な運動を心がけて、少しでも不快な低血圧症状を改善していきましょう。

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低血圧?子供の場合は起立性調節障害かも。

低血圧の症状を見せる子供が増えているようです。低血圧だと朝なかなか起きない。起こしてもいつまでもぐずぐずとしている。朝ご飯を食べない。いつも遅刻ギリギリ。朝礼で気持ち悪くなったり、体がだるいと訴える。学校でもボンヤリとしていることが多いらしい。そのくせ夕方頃から急に元気になり、夜遅くまで起きていて翌日また起きられないという悪循環。「もしかしてうちのコ、低血圧体質?」と思われるかもしれませんが、こんな場合はOD(起立性調節障害)かもしれません。寝起きの悪さ、倦怠感、立ちくらみなど、いわゆる低血圧の症状と似ていますが、ODは小学校高学年から中高生にかけての思春期前後の子供がかかりやすい疾患で、急激な発育時に自律神経がアンバランスになることから起きます。低血圧の症状のように見えることのひとつですが、人は誰でも急に起きあがったり立ち上がったりすると重力によって血圧が低下しますが、交感神経の働きによって血圧は維持されています。思春期の場合、これがうまく作動せず血圧が下がったままになってしまうことがあり、これを「起立直後性低血圧」と言います。

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低血圧?それとも貧血?病院は何科に行けばいいの?

低血圧なのか貧血なのか。いきなり頭の中が真っ白になり、血の気がザァーっと退いて行き、顔は真っ青で立っていられなくなる。でも冷や汗びっしょりでただただ気持ち悪いということもあれば、別の時には目の前が真っ暗で気を失いそうになったりもする。これって低血圧なのか貧血なのか、一体どっち?それに低血圧って何科のお医者さんに行けばいいの?・・と悩んでる人、特に女性には多いみたいです。まず、低血圧と貧血は全く異なるものです。貧血は血液中の赤血球の数やその容積、また赤血球中のヘモグロビンが正常値以下になり、分かり易く言えば血そのものが足りない状態。一方低血圧は、血はあるけれどそれがうまく全身に回らない状態。よく低血圧の代表的な症状である立ちくらみのことを『脳貧血』と言いますが、これが混乱の元かもしれませんね。ですから同じ立ちくらみでも、それが低血圧によるものなのか貧血からなのかを見極めるには血液検査をしないと分かりません。

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